2018年の走り初めは伊豆大島
下書きのまま放置してた投稿を今年2回目の「さるびあ丸」から公開ですw
一昨年からずっと行きたいと思っていた伊豆大島へ。
年末ライドでディレーラーハンガーが折れてしまったので、1月3日までは実家と自宅でおとなしくし、自転車を修理。
1月3日の22時に大型客船で移動し、翌日の14:50のジェット船で帰ってくる弾丸ライド。
タイムスケジュール
21:00 タイムズニューピア竹芝ノースタワー駐車場へ。
21:40 乗船開始
22:00 出港
5:40 大島到着
12:00 一周終了し、昼食
13:00 温泉
14:00 岡田港
14:50 出港
16:50 竹芝到着
駐車場は高さ2.1m制限なので、ルーフに乗せた自転車を駐車場入口で急いで車内へ積み直し駐車。
危なくゲートに引っ掛けるところでした。(汗)
駐車場で今回のために購入した軽量輪行バッグに自転車を格納。
一度自宅で練習しておいたので、10分も掛からず収納完了。フレームの保護とかはしなくても細いリムで25Cのタイヤが横に出っ張っているので、3本のゴムでしっかり固定すれば、フレームとタイヤが接触するので安心です。
ワイドリムの場合は、ちょっと考えた方が良さそうでした。
印刷しておいた予約票を切符売り場で渡すと、往復分2枚のチケットが貰えます。
半券みたいな部分を記入し、待機所で乗船開始を待ちます。ワクワク。
同じようなライダーは一人だけ見かけました。
乗船すると大型荷物スペースには輪行バッグが4つありました。
出港から1時間半くらいでスマホの電波も届かなくなり、時間がゆっくり流れ出します。
特2等なので2段ベッドで就寝。
船内を散策するにはビンディングが少し不便でしたが、それ以外は不都合なく、快適な船旅でした。まぁ寝てるだけでしたけど。。。
5時間くらいはしっかり寝て、下船前に事前にコンビニで買っておいた朝食をとりました。
6時丁度には岡田港に到着しました。
まだ暗いです。
人の流れに従って真っ直ぐ進むと、岡田港の待合所。
誰も居ませんが、中に入って自転車の準備をします。
今回のために購入した大型サドルバッグに輪行袋を仕舞って出発しました。
時計回りに一周するのですが、出来る限りの軽量化したいので、サドルバッグを預けるために逆方向で元町港に向かいます。
結局、預けるならバックパックで良かったかも。
背負える大型サドルバッグがあったら需要がありそうな気がします。
岡田港の駐車場からちょっとした坂を登ると、後は大体直線の下り基調です。路面も綺麗で気持ちがいい!!
最短距離で7km程で元町港に到着。
客船待合所の300円のロッカーに預けようとしたところ、100円しか使えず、小銭入れには500円しかない。しかも待合所はまだ無人。
諦めかけたところ、自販機があることに気付き無事に預けられました。
いよいよ、大島一周のスタートです。
のんびりし過ぎたせいで7:40になってました。
岡田港からの直線的な道を戻るのではなく、元町行を出てすぐに左方向に海沿いの道を進みます。海沿いとはいえアップダウンが続きます。
車道と並ぶの赤い舗装の歩道が左手に見え始めたので、そこに入り少し進むと最初の目的地である赤っ剥げ。
次は泉津の切通し。
この写真が撮りたくて来たようなもの。
椿に覆われた細道で、一周道路沿いにあるのですが、なかなか見つかりませんでした。
朝日の逆行の中を椿ラインを目を細めながら400mくらいの距離を4往復しました。
時計回りで進んだ場合、登り途中の右手にあります。通り自体が狭く暗いので、時速10kmくらいでも見逃してしまうと思います。
狭い道で車の往来もあるので、写真を撮る際は迷惑にならないよう気を付けましょう。
ロードを担いで登ってみようとも思いましたが、予定時間をオーバーしてるのでお預けで。
基本的に伊豆大島は切り立った崖に囲まれているため、一周道路を走っていても、たまにしか海は見えません。途中で石畳がいい感じの脇道があったので、なんとなく寄り道してみると。
100m程進んだ先には、
超ワイルドな断崖絶壁じゃないですか!
英気を養って再出発。
続く続くアップダウン。登って登って下って下って、筆島が見えました。このまでで約半周、あっという間ですね。
次は波浮港の見晴台。写真を撮ってたら、島民から応援の声をかけていただけました。
コロッケが安くて美味しいらしいお店に立ち寄るため波浮港へ寄り道で激坂を下りましたが、あんまりお腹も減ってないので、港をぐるっと見て本線へ。
大切断面の地層を写真に納めると元町港まで僅かです。
その前にメインディッシュの三原山をいただきます。
御神火スカイラインにて。
標高やら正確な距離を頭に入れずに来て、ヤビツの3分の2くらいだろうと思い込んで、少し舐めてました。
時間に余裕があったら、2本くらい登っとくかとか考えながら登り始めましたが、時間の余裕も心の余裕も無くなりました。
ヤビツの3分の2の距離ですが獲得標高は同じくらい?誰にも会わずに1人ヒーヒー言いながら、後半はほぼ蛇行運転で登り切りました。
写真撮影を口実に2回くらい自転車を降りようと思いましたが、登り初めからアクションカムで録画していたので、意地でも登りきった自分偉い。と思うくらい達成感はありました。
頂上には茶屋などがありましたが、とにかく人がいないんで、売店のおばちゃんと少し話して下ることにします。前日には雪が舞っていたらしい。今日は晴れたし、雪も積もらなかったし運が良かったのかな。
長い長い下りは元町港の方向へ。
下りで完全に体が冷えきってしまい、温泉と食事と迷うも、タイムリミットがあるので先に食事にしました。
元町港の目の前にある「おともだち」で名物「べっこう丼」をいただきました。これが島に入って最初で最後の食事。美味しかったんで大盛りにすれば良かった。
サイクリングで来た人にはちょっと少なめ。
次回は別の定食を食べてみたいな。
冷えきった体は暖まる気配もないので、すぐ近くの御神火温泉へ。
ゆっくりと温まり、ドライヤーでジャージを少し乾かして元町港に戻りました。
この日は気候が穏やかだったので、全く気にしてませんでしたが、帰りの船は元町港とは限りません。
気象によって変わることがあるので、当日事前にチェックする必要があります。
帰りはジェット船なので、2時間ほどで竹芝へ。大型船と違い手荷物料金を乗船前に払う必要があるので忘れないように。
暖かくなったら、絶対また来る!と思える伊豆大島でした。