Next Azure Racing - Teru

クラウド系エンジニアのロードバイク初級ブログ

セオフェス 2017 2時間ソロ

セオフェスに始めて参加してきました。2時間エンデューロにソロでエントリーしました。

セオフェスはセオサイクルさんが主催のイベントで、チーム、ソロのエンデューロの他、カテゴリ別のレースが行われます。

また、バイクやアクセサリメーカー等の出展が非常に多く、ちょっとした展示会となっており、試乗のために来場される方も多いようです。

開催地は袖ヶ浦フォレストレースウェイだったので、コースとしては私が最も慣れているサーキットのひとつ。

 

今回は、自分にとってロードレース、エンデューロとしては今年最後のレースということで、ツール・ド・おきなわを終えた後も練習量を落とさずに挑みました。
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前夜にパワーメーターの電池交換で内部の端子が破損するしというトラブルに見舞われましたが、何とか半田付けして復元しました。
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目標は可能な限り最初から最後まで先頭集団にいられるように努力すること。

前回7月に袖ヶ浦のレースで2時間走ったときは、まだまだ練習が十分にできておらず、先頭には3回ラップされ、先頭集団に付いていくことが殆んど出来ませんでした。

 

レース結果

40/226

32ラップ(トップ-2)

優勝者は単独で34ラップで、2位以下と平均速度が1km/h違うという圧倒的な強さでした。

 

レースレポート

先頭から6列目くらいに並び、1周のパレード走行で先頭集団の後方に位置するには十分な場所。

全体として平坦基調なコースなので、大集団になりますが、序盤で速度が上がり、集団が少しずつ絞られることが予想されます。

予想通り2周目から4周目でペースが上がっており、3回くらい中切れを埋めながら先頭が見える位置を維持していたのですが、3周目で2連続の中切れにあい早々に千切れることを選択してしまいました。

気持ちが切れたわけではなく、無理してもその後が続かなくなれば、完全に消化不良のままレースが終わってしまうため、先頭が落ち着いたころにラップしてきた集団に最後まで乗ろうと思い直しました。

そこからはNext Azure Racingと他数チームで大集団の先頭をローテーションしました。しかし綺麗なローテーションとはならず、風が比較的あるためか右回りか左回りかも定まらないし、加減速もバラバラで、平坦なストレートですら脚を消耗。

私としては多少アベレージが落ちても加減速を抑え目に走り、先頭集団のラップを待ちたかったのですが、そんなに都合良くはいかず、後半まで高速な第2集団にいることに。

一定ペースで走りたい思いから重めのギアで走り続けてしまったことが、更に足の消耗を加速させました。

 

後半に入り、先頭集団が合流してからは坂でのインターバルは掛かるものの前半の失敗を活かしてギアを落としてケイデンスで凌ぐようにすると足はつり掛けていましたが、先頭集団にいること自体はルーティーンな辛さで、多少は余裕を感じられるようになりました。

ただ一回でも中切れしたら脚がつって終了しそうな状態でした。

 

他のチームメンバーも同じ集団にいることで何とか心が折れずに最後まで食らいつこうという気持ちを維持できました。

 

ラスト3周から少しずつインターバルの時間と強度が上がり辛くなってきますが、先頭付近では牽制が始まっているのか、平坦で速度が落ちる瞬間が何度かありラストラップまで凌ぐことが出来ました。

集団前方に上がることも考えましたが、集団スプリントの前に脚がつって失速し、人に迷惑を掛けることが目に見えていたので諦めました。後方で最終コーナーを登ると遥か前方ではスプリントが始まり、距離が離れていくのを見ながら、ギリギリのスピードを維持するので精一杯でした。

 

感想

前半で千切れたのは脚が足りなかったので仕方ないですが、加減速を重たいギアで頑張ってしまったのが失敗。次に活かしたい。

インターバルはクルクル回して凌ぐこと。

ゴール後は脚がつって全く回せない程まで出し切れたので今年最後のレースとしては悔いなし。

毎度の事ながらインターバル耐性の必要性を痛感しました。具体的には350W20秒を1分レストで64回とか、無限に続けられるようなイメージですね。

 

おまけ(ラップデータ)

以下が私のラップタイムと平均速度。

前半で先頭集団から千切れた後もラップタイムはあまり変わらず、後半同様に3:40から3:50台で周回しています。

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そしてこちらが優勝者のラップタイムと平均速度。
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3:20から3:40で周回していて、レベルが違うことが分かります。

ただ以前は感じていたような別次元とか異世界感は無くて頑張れば手が届くかもと思えます。

来年こそは先頭集団で最後までレースができる脚を手に入れたい。