Next Azure Racing - Teru

クラウド系エンジニアのロードバイク初級ブログ

ツール・ド・おきなわ 2017 100km

2年目のツール・ド・おきなわ

結果はDNFの不安はなく、完走したのみ。とにかくレースは最高にキツかったけど、楽しかった。昨年は160位で今年は121位。一応、去年よりは上位へという最低限の目標は達成できたけど、脚は痙攣しまくり、最後の30kmは集団から完全に千切れて失速。去年と同じく、とにかく力不足という反省が残りました。
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準備から少し手間取ってしまったので、また次のために記録しておこう。すぐ忘れちゃうから。

 

次回への申し送り

まず、前日の夜に輪行バッグへの自転車の詰め込みをしたのですが、なかなか上手く納まらずにちょっと焦った。ファスナーが全く締まりそうにない。

輪行バッグは去年と同じくオーストリッチのOS-500ですが、バイクが去年とは違う。

結局、シートポストを抜かないとファスナーが締まらなかった。

シートポストの形状もあり(足の短さもあり)、殆ど下がらないので、抜く必要があった。ファイバーグリップを使っているのでシートポストの塗装にもかなりダメージを受けてしまう。出来ることなら抜き差しはしたくないけど、年に一度の飛行機輪行だし仕方ないと諦めるしかない。

ただ、ペダルは外して、ホイールからクイックリリースも抜いて輪行袋へ、出来るだけ薄くするとシートポストを抜かなくて済むかも。

ギアは25T(フロント36)までで問題なし。

 

レース後に夕飯を食べた「かふぅ」、美味しいけど油っこいから揚げ物は少な目で、あぐー豚のしゃぶしゃぶをもっと食べたかった。

那覇空港、お土産や食料を見るなら手荷物検査前に。
あと、予想以上の脚つりがあって、筋力不足は間違いないのだけど、クレアチンの影響も実験しておきたい。

あと、マリオットリゾート(ホテル)は最高でした。飛行機はジェットスターが安くて良かった。成田だし第3ターミナルは少し遠いけど、それでも余りあるコストパフォーマンス。


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レースレポート

121位なので人の参考になるようなものではありません。。。
個人的には去年より40位程アップできた。

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スタート列の中盤より前に並び、スタート直後の登りは遅れない程度にマイペースで走行。普久川の登りで何故か全然無理してないはずなのに早速ふくらはぎがつりそう。
前日の観光で脚がパンパンになったダメージか、情けないと思いながらも、平坦や下りで大集団の恩恵は計り知れないので、下りで順位を少し上げて、登りで少しずつ集団の後方へ。平坦では集団の真ん中で回復する。焦らず、無理せず。


大集団は追い風の影響もあって平坦では45km/h程で進むけど、全く辛くはない。
そんな中、与那を下りきったスタートから30kmもいかない頃に前方で落車。事故の規模は大きくなさそうだけど、道が塞がっているので停車し、一旦歩道に上がって回避してからスタート。30秒以内くらいのロス。

 

その後のアップダウンを数人で回していくと、少しずつ前を吸収し数分で大集団に追い付いたようで事なきを得る。

落車で道が塞がり複数の怪我人が居るなか、後方から「道を空けろー!」と叫びながら停車もせずに無理やり通り抜ける人が一人。別カテゴリの逃げの人なのか必死なのはわかるけど、冷たい視線を浴びてました。

 

60km地点くらいまでは、そのまま大集団にいることができ、この調子なら100位以内かもと思った矢先、登りで太股が左右同時につって千切れてしまう。


そこまで疲労もなく順調に走れていたのに突然でした。ふと2日くらい前に思い付いたように普段飲んでいないクレアチンを飲んだ影響かもと思う。個人差もあり体調もあり、単なる自分の筋力不足は間違いないので、クレアチン自体は悪くないとも思います。

 
周りからも苦しそうな声をあげながら脚つりで数人が遅れ、止まる人も出てくる。去年と同じ光景だ。
止まるわけにはいかないと思い、踏み方を変えながらやり過ごすが、限界を越えて付いていっても結果的には良くないので、ペースを落として次の集団を待つ。

こんなとき決まって思い出すのは誰が言ったか「脚がつっても痛いだけ」という言葉。そう、痛みを我慢すればいいだけだw


この気温だし去年よりはずっと前の方で走っていたはずなので、後ろにはまだ大集団がいるはず、後ろを振り返りながら速度を緩めて集団を待つと、数分もたたずに大集団がきた。抜かれながら確認すると前方は210kmゼッケンが30人以上。後方には140kmと100kmが20人以上。
後方中程に合流。最初に乗っていた100kmメインの集団よりもペースが速いが、なんとか付いていけた。そこで15km程耐えたが75km過ぎくらいのアップダウンで千切れる。

脚つりの痛みは引かないが、登りでもケイデンス高めたり、ダンシングで筋力を消耗せずに走れている感じがしていたけど、急に太股が動かなくなり失速。

 

そこからは、ちょうど居合わせた3人で回しながら走り、途中からは2人に。元気良く声掛けてローテーションしてくれたお兄さんありがとう。

 

そこへまた集団が。ん、これは何の集団?
相当いいペースなので心が折れ掛けるが、50人くらいの大集団なので、これで行けるところまで行ければと思い集団の左端にペースを合わせて合流する。
と、右端には比嘉さんが!今年は後発だったオーバー40のメイン集団か。

声を掛けるとタマちゃんも近くにいるとのこと。なんと!!タマちゃんの表情を見ると余裕がありそうで、自分は最後まで付いていける気がしませんでした。

 

集団の最後尾にいたけど、90km過ぎからの斜度のある直登の部分で千切れ、そこからはほぼ一人旅。


最後の羽地の登りでも脚全体がつっている激痛に耐えながら腰からペダルを回すような感じで耐えながら登りきると下りの途中で比嘉さんが脚を押さえて停車している。

落車ではなさそう。「どうしましたー?」と声掛けるも「行ってくださいー!」とのこと。

 

ゴールまでの下り基調も臀筋と腸腰筋だけで辛うじて大きくペダルを回して35km/hくらいのペースでゴールまで。ゴールゲートの数メートル手前で一人だけ抜かしてゴール。

 

5分程先着していたタマちゃんが凄い強くなっていることが判明した100kmでした。比嘉さんも直後にゴールしタイムは私よりも5分速い。実力はもっと高いはず。

 

感想

ゴール後は座っていても脚のいろんな部分がつって痛かった。他のどんなレースよりも出し切れたし、今年も無事に沖縄を走れてよかったな~と思う。

そして次回に向けてトレーニングの質を高めなければと思う。夜中だろうと早朝だろうとローラーとZWIFTのおかげで乗る回数は確保できたので、心肺的には余裕があった。

水分補給も去年の失敗を活かして、不足することはなかったし、脚がつってからも落ち着いて回復しながらペースを落として集団を待つこともできた。

次回は是非メイン集団で最後まで走り切りたいと思う。そのためには筋力強化、高い強度への慣れ、インターバル、ペダリングの改善、ケイデンスの高いダンシング時のフォームの確立が必要だ。限られた時間だけど、少しずつでも計画してトレーニングを改善していきたい。
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